大宮のFWラファエル(29)が、母国ブラジルのボタフォゴへ移籍することが24日、濃厚になった。昨季まで鹿島の指揮を執っていたオリベイラ氏が監督を務めており、Jリーグでの活躍を直接見て今回の移籍へ発展した模様で「ラファエルの獲得に向けて、交渉をしている」と周囲に話しているという。現在、移籍交渉が行われており、合意すれば、近日中にも発表される見込みだ。

 ラファエルは09年8月に、ブラジルのトンベンセから大宮入り。昨季は10得点を挙げ、チーム最多得点でJ1残留に貢献していた。今季は14試合2得点。先週、右太もも裏を痛め、23日の広島戦で今季初めてメンバー外となっていた。