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浦和が埼スタ50年間完全レンタルへ

埼玉スタジアム全景(撮影・宇治久裕)
埼玉スタジアム全景(撮影・宇治久裕)

 アジア制覇を成し遂げた浦和が、埼玉県所有の埼玉スタジアムを来季から50年間、完全借用するプランが19日、明らかになった。08年はJリーグ、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に加え、ナビスコ杯も並行して参戦するため、過密日程は必至。選手の体力的負担を考慮し、柔軟にホーム戦の日程を調整できるように、クラブ独自で同スタジアムを事業運営する計画だ。

 ビッグクラブゆえの悩みをホームスタジアムのレンタルで解消する。浦和は日本初のACL制覇を成し遂げ、24日にはJ連覇のかかった鹿島戦も控える。12月のクラブW杯、天皇杯などシーズン終了は先になるが、既に来季も見据える。藤口社長は「08年は過密日程を考え、試合日を動かせるような環境づくりも必要。それにはクラブが独自でスタジアムを管理できなければならないでしょう」とのプランを明かした。

 今季の浦和はクラブW杯と天皇杯を含めれば年間で最少でも54試合、最大で60試合を行う計算になる。ACL王者として迎える08年はナビスコ杯を含め、さらに試合増になるのは間違いない。選手に大きな負担を回避するため、柔軟な試合日程の変更が急務となる。同社長は「欧州では直前にリーグ戦を変更するが、それはクラブがスタジアムを所有しているから。スタジアム購入は難しいし、やるなら50年間、借りる方がいい」と説明。埼玉スタジアムの年間維持費は約6億4000万円。約70億円の経営規模を誇る浦和ならばレンタル可能な数字だ

 スタジアムをクラブ独自に運営できるメリットは多い。ホーム戦を変更しやすくなるだけでなく、ピッチの芝の長さなどの細かい調整も可能。試合前日の練習場としても確保できる。もともとクラブ本社機能が埼玉スタジアムにあることも大きい。

 イングランド・プレミアリーグの強豪で欧州CLの常連となるマンチェスターU、アーセナルなどはクラブがスタジアムを保有する。今やクラブW杯で欧州王者、南米王者らと真剣勝負することになる浦和が、イングランド型とも言えるスタジアム運営に本格着手することになる。

[2007年11月20日9時2分 紙面から]

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