サッカー

大宮勝って残留ほぼ決定／Ｊ１

＜Ｊ１：大宮２－１東京＞◇第３３節◇２４日◇味スタ

　大宮が、来季Ｊ１残留に当確ランプをともした。体調不良やケガで出場が危ぶまれたＭＦ藤本主将と小林慶が強行出場。先制点献上からわずか２分後の後半４分、５試合ぶりに先発復帰したＦＷ吉原の右クロスを藤本が押し込んで追いついた。さらに、終了間際にはＤＦレアンドロが約４５メートルのドリブル突破で決勝点を奪取。劇的な逆転勝利に全員が抱き合って喜びを分かち合った。

　１試合を残し、Ｊ２自動降格圏を完全脱出。数字上は入れ替え戦に回る可能性があるが、大敗した１６位広島より得失点で１１差上回るため、Ｊ１残留はほぼ確実だ。今季限りで退任が濃厚な佐久間監督は「私にとって第１ハードルだった自動降格圏を自力で脱出できた。多くの方々に感謝したい」と笑顔だった。

［2007年11月25日9時18分　紙面から］

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