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浦和Vへスクランブル態勢、達也を帯同

横浜FC戦の帯同メンバーに入った浦和FW田中達
横浜FC戦の帯同メンバーに入った浦和FW田中達

 史上4クラブ目のJリーグ連覇のかかる首位浦和がスクランブル態勢をとった。オジェック監督(59)は11月30日、両足に故障を抱えるFW田中達也(25)を急きょ、今日1日最終節のアウエー横浜FC戦(日産)の帯同メンバーに入れた。最近3戦で無得点のまま1分け2敗と勝てない危機に、田中達の回復を信じて強行策を取った。一方2位鹿島は、鹿嶋市などホームタウン5市の小学生約1万人以上に応援を呼び掛け、奇跡の逆転Vへの熱いサポートを依頼した。

 勝ってすっきり決めるしかない。1日のアウエー横浜FC戦の帯同メンバー19人に、左太もも痛、右足首痛の不安が残る田中達が入っていた。先月29日から本格的なランニングを再開したばかり。この日、さいたま市内で行われた非公開練習も合流できなかったが、オジェック監督は驚異的な回復を信じ、試合当日にベンチに入れるかどうかを決断する強行策を取った。

 危険な前倒し〃合流〃となる。本来ならば田中達のカムバック時期は12月10日のクラブW杯初戦が規定路線。起用すれば1週間以上も早い見切り発車となる。しかしチームは主力の疲労蓄積と故障者続出に見舞われ、天皇杯を含めれば最近3試合も1分け2敗で無得点続き。Jリーグに限っていえば10月20日の千葉戦以来、白星もない。オジェック監督が「今度の試合は今年1年で一番大切な試合」と位置付けた大一番。わずかな可能性にも賭けたかった。

 指揮官の期待に応えるように、田中達にはストライカーとしての責任感がにじんだ。「明日になれば、もっと良くなると思うし。最後の一戦で自分も力になりたい。(今季の残り)1試合のつもりでやりたい。後のことは考えていない」と悲壮な決意を示した。ポンテは「すべては明日。チームが全力で試合し、自力で勝ちたい。勝つしかない」と総力戦を口にした。2位鹿島より有利な条件だが、浦和は危機感いっぱいの緊張感を持ってリーグ最終節を迎える。【藤中栄二】

[2007年12月1日9時31分 紙面から]

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