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鹿島オリベイラ監督4度舞う/J1

浦和の敗戦を知った鹿島オリベイラ監督は、両手を広げ駆け出した
浦和の敗戦を知った鹿島オリベイラ監督は、両手を広げ駆け出した

<J1:鹿島3-0清水>◇最終節◇1日◇カシマ

 逆転Vの興奮が冷めやらぬ中、ピッチ上のオリベイラ監督の周りには自然と選手が集まった。大歓声に包まれながら4度、宙を舞った。「気持ちが入りすぎて、どうなっているか分からない状態になって申し訳ないと思う。まだ興奮冷めやらないところなので、希望している言葉が出るか分からない」。

 くしくも横浜FCのジュリオレアル監督は大学時代の同級生。旧友に助けられてのVに「横浜FCはプロ意識のある試合をしてくれた。感謝したい。ジュリオレアル氏はブラジルでも名監督の1人として知られている」と持ち上げた。

 冷静な観察眼で信頼を勝ち取っていった。不振を極めていた4月ごろ、連戦の合間の2、3日間を戦術練習なしで過ごすことがあった。心配になったクラブ幹部が「何で何もやらないんだ」と聞くと、20年以上のフィジカルコーチ経験を持つ指揮官はこう即答した。「3人の選手の寝ている時の心拍数を測らせてみた。数値から今は休ませた方がいいと判断した」。GK曽ケ端は「練習をしっかり見てくれていて、モチベーションが上がる」と言う。

 会見の最後、オリベイラ監督は高井通訳に「一生懸命やってくれた」と語りかけた。涙ながらに通訳する姿に「こういった仲間と仕事をできて誇りに思う」。オリベイラ監督がつくった強いきずなが、鹿島を復活させた。

[2007年12月2日9時33分 紙面から]

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