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アマル監督解任、千葉のオシム体制崩壊

解任された千葉のアマル監督。帰宅する前、ファンにサインした
解任された千葉のアマル監督。帰宅する前、ファンにサインした

 千葉のオシム体制が崩壊した。アマル・オシム監督(40)が4日、成績不振を理由に解任された。千葉に初タイトルをもたらしたイビチャ・オシム監督(66)が06年夏に日本代表監督に就任した後、引き継いだ長男もチームを去る。後任は未定。淀川隆博社長(56)はオシム体制からの脱却を示し、2代にわたって指導を受けた選手たちはショックを受けた。同時に唐井直チーム統括本部長(GM=50)も1シーズンで解任された。

 突然の決定だった。この日の練習前、淀川社長が選手たちにアマル監督の解任を伝えた。今季は12勝6分け16敗で、01年以降では最悪の13位。アジア杯を戦ったA代表にFW巻ら4人を送り込むなど個々の力はあったが、1度も2ケタ順位から抜け出せないまま。手腕だけを考えれば、解任もやむを得なかった。

 淀川社長は「6連勝したが、その後は勝てなかった。後任は今は言えないが、何人か候補はいる。日本人、外国人にはこだわらない。後任には、オシムさんのサッカーをやれるかどうかという枠にはとらわれない。今いる選手の能力を最大限に出せる人に任せたい」と話した。アマル監督は「ノーコメント。自分は、雇われていた身だから」と多くを語らなかった。

 成績が伴わず、アマル監督への信頼感が、選手たちから薄れていたのは事実。だが、03年にオシム前監督が就任し、05年にはナビスコ杯を制して、初タイトルを獲得するなど、オシムファミリーから受けた恩は忘れていない。ある主力選手は「ナビスコ杯を連覇し、リーグで優勝争いができたこともあった。それを全く捨ててしまうのは、残念な気がする」と話した。

 オシム監督が病気で倒れ、アマル監督もクビになるなど、千葉の日本代表選手にとって激震の日々が続く。MF山岸は「今はビックリしている」と話し、巻は「毎年この時期はドタバタして、戸惑いはもちろんある」とした。すでに天皇杯は敗退し、来季の監督が決まらないまま、目的意識を持ちにくい練習は11日前後まで続く。

[2007年12月5日9時7分 紙面から]

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