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京都が史上初3度目の復帰/J入れ替え戦
- J1昇格を決めサポーター席に向かってガッツポーズする京都DF秋田
<J1・J2入れ替え戦:(1)広島0-0京都(2)>◇第2戦◇8日◇広島ビ※カッコ内の数字は2戦合計得点
京都が3度目のJ1返り咲きを果たした。アウエーでの入れ替え戦第2戦を0-0でしのぎ、2戦合計2-1で広島を破って昇格を決めた。今季から取締役として入社し、10月14日C大阪戦から指揮を執った加藤久監督(51)は、最後まで攻めの姿勢を貫き悲願を達成した。3度のJ1復帰は史上初。浮き沈みを経験してきた京都が、今度こそJ1定着を目指す。
加藤監督は号泣する選手の手で4度、寒空に舞った。そして、人目をはばからずに泣いた。京都に来てわずか1年。大きな仕事を達成した充実感に漂った。「よくチームがまとまってくれた。とても幸せだ。私の持てるものを最大限出せた結果だと思う」。
第1戦を2-1で勝っているため、第2戦は引き分けでも昇格が決まる。しかし、攻めの姿勢を最後まで貫いた。後半開始から3トップに変更。同11分には守備的MFの斉藤を下げ、FWアンドレを投入した。相手の意表を突く作戦で、後半に流れをつかんだ。早大卒業後の80年、筑波大大学院に進学しスポーツ心理学を専攻した。心理学の研究で培った監督としての基盤を、大一番で見せた。
苦労の連続だった。取締役として1月に入社。美濃部前監督の後を受け、監督を任されたのは10月14日C大阪戦からだが「気持ちは常に現場だった」という。就任後は攻撃的スタイルを植え付け、週に2度の非公開練習は戦術面を隠すためではなく、選手の集中力を高めるために実施した。
来季は再びフロントに戻って強固なクラブ作りを陰から支える。3度目のJ1昇格は史上初。J1定着へ。加藤監督が土台を築き上げた京都は、来季も新しい歴史を刻んでいく。【益子浩一】
[2007年12月9日8時49分 紙面から]
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