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広島FW佐藤が開始24秒弾/天皇杯

先制ゴールを決めた広島FW佐藤(背中)に駆け寄るMF柏木(左)とDF槙野
先制ゴールを決めた広島FW佐藤(背中)に駆け寄るMF柏木(左)とDF槙野

<天皇杯:広島3-1G大阪>◇準決勝◇29日◇エコパ

 御前試合で強烈なゴールが誕生した。視察に訪れた日本代表岡田監督の目の前で、広島FW佐藤が開始24秒でネットを揺らした。

 MF森崎浩のロングボールにDFライン上から鋭く抜け出し、相手GK藤ケ谷の飛び出しを確認すると左足で芸術ループを放つ。開始8秒のJ1最速記録を持つ男が、再び電光石火の先制弾で広島を8年ぶりの決勝に導いた。「1本のパスでゴール」という自らの理想を現実にした。

 「(森崎浩から)いいパスが来た。目が合った。天皇杯でFWが点を取っていなかったのでうれしい。G大阪に勝っての決勝進出は意義がある」と胸を張り、試合後はスタンドに向かって拡声器で「07年は悔しい思いをした。優勝するぞ」と大喜び。2点目のFW平繁の得点もアシストするなど、優勝候補G大阪に実力を発揮した。

 厳しい1年だった。リーグ戦は8月1日の浦和戦以降、ゴールから遠ざかり自身ワーストの11試合無得点を味わった。点の取れないエースに試合後、一部サポーターから罵声(ばせい)も飛んだ。結局はJ2降格となるが、あえて残留の気持ちを固めた。

 この日、岡田監督は「J2からも代表招集」の意思を示した。オシム前監督時代の10月17日のエジプト戦の招集は見送られた。しかし、広島でも代表復帰の道が確実に見えてきた。「得点の奪えない自分が、代表に呼ばれる権利なんてない」と言い聞かせ、気持ちを鼓舞してきた。

 「自分のプレーを出せれば、(代表に)入れる自信はある。決勝には家族を呼ぶ。プロ8年目で初の決勝はうれしい」。鹿島との元日決勝へ、広島のエースは誇りを胸に国立のピッチに立つ。【佐藤貴洋】

[2007年12月30日9時19分 紙面から]

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