サッカー

Ｇ大阪悲鳴「パン・パシ」主力７人抜きへ

大宮との練習試合後、イスに座ったままで考え込む西野監督（撮影・北村泰彦）

　Ｇ大阪が主力大量離脱に悲鳴を上げた。東アジア選手権の日本代表にＭＦ遠藤ら最多の５人が招集された。さらに今日９日発表のＵ－２３日本代表の米国合宿メンバーではＭＦ寺田、ＤＦ安田理の招集が濃厚。パン・パシフィック選手権（２０、２３日）は代表組７人を欠いて臨むことになりそうだ。

　さすがに西野監督は複雑な表情。「いるメンバーでやるしかないよね。遠藤くらいは返してもらえるのかと思ってたけど…」。当初は「Ｕ－２３代表組はパン・パシ優先」という協会方針がクラブに伝わっていた。西野監督も、２人を戦力として計算していただけに「あの優先順位は何だったんだろう」と首をかしげた。

　パン・パシフィック選手権では、ベッカム擁するロサンゼルス・ギャラクシーと対戦する。華やかな今季初公式戦だが、主力抜きの苦しい戦いを強いられそうだ。

［2008年2月9日9時31分　紙面から］

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