サッカー

浦和ＭＦ三都主がＦＫ練習に着手

　２年ぶりにＪに復帰する浦和ＭＦ三都主アレサンドロ（３０）が、ＦＫキッカーの座に戻る。２９日午前の全体練習の後、１人でＦＫ練習を計２６本。「ＧＫはいないけどキックの感覚を取り戻すため」。始動からこれまでセットプレーの練習はなかったが、「開幕に向けいい準備をしないと」と、ＦＫ練習に着手した。

　昨季の浦和はセットプレーから８得点。キッカーは移籍したＭＦ小野と現在故障中のＭＦポンテだった。三都主は０６年にセットプレーで５点起点（うち２点はＦＫから直接得点）。その実績からも、エンゲルス・コーチから「ＦＫはアレックスになると思う。阿部もいいけど、中に入って（頭で）自分でも決められるからね」と期待されている。

　さらに三都主は「長いのはＭＦ阿部、山田の方がパンチ力ある」と、距離に応じた使い分けも示唆。セットプレーの向上は、Ｖ奪還を狙う浦和にとって大きな力になるはずだ。

［2008年3月1日9時35分　紙面から］

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