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アフリカ王者サヘル粘り勝ち/クラブW杯

後半40分、MFナリーのゴールを喜ぶエトワール・サヘルの選手ら
後半40分、MFナリーのゴールを喜ぶエトワール・サヘルの選手ら

<クラブW杯:エトワール・サヘル(チュニジア)1-0パチューカ(メキシコ)>◇9日◇国立◇準々決勝

 「チュニジアの星」エトワール・サヘルが、アフリカ王者の実力を見せた。北中米カリブ海覇者のパチューカ(メキシコ)にゲームを支配されながらも、粘り強い守備で相手の攻撃を完封。後半40分にMFムサ・ナリー(21)がミドルシュートを決め、1-0で競り勝った。エトワール・サヘルは12日、国立競技場で南米王者ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)と決勝進出を懸けて対戦する。

 圧倒的に攻め込まれながらも、エトワール・サヘルは耐えた。ガーナ代表入りしたばかりのMFナリーの1発で勝った。ボール支配率は相手の64%に対して36%。それでも、フランス人のマルシャン監督は「強い方が勝つと限らないのがサッカーだ」と胸を張った。

 アフリカCL決勝で3連覇を狙ったアルアハリ(エジプト)を下し、初出場のこの大会にかけていた。強行日程の合間に臨むクラブが多い中、直前には時差と気候調整のために韓国で合宿。地元の蔚山現代とは練習試合(3-0)もした。「12日前に国を出て、十分準備をしてきた。あと1週間、日本にいられてうれしい」と指揮官は話した。

 スタメン平均年齢は23・5歳と若いが、中には今後欧州で活躍しそうな原石がゴロゴロしている。エースFWシェルミティは「ボカとの対戦はうれしいが、最終的にはミランと試合がしたい」。将来への可能性を感じさせる19歳は、大きな目標を口にした。【荻島弘一】

[2007年12月10日9時32分 紙面から]

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