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ホーム > サッカー > クラブW杯2007 > 出場クラブ



出場クラブ

ACミラン(イタリア)

欧州代表

ACミラン カカ、インザーギ、ロナウド、ガットゥーゾ、カフーらスター選手がそろうセリエA屈指の名門クラブ。1899年の創設以来、国内リーグは過去17度制覇とユベントスに次ぐ優勝回数を誇る。同じサンシーロをホームスタジアムとするインテルとはライバル関係にあり「ミラノダービー」は異常な熱気を帯びる。

 チャンピオンズ杯時代を含む欧州CLでは通算7度の優勝を誇り、Rマドリードの9度に次ぐ歴代2位の記録を持つ。06-07年の欧州CLは1次リーグで3勝1分け2敗、決勝トーナメント1回戦もセルティック(スコットランド)に延長勝ちと苦戦したが、準々決勝でバイエルン(ドイツ)を下すと勢いに乗り、準決勝でマンチェスターU(イングランド)、決勝はインザーギの2発でリバプール(イングランド)を下し、4年ぶり7度目の欧州王者に輝いた。

 インターコンチネンタル杯、トヨタ杯では、69、89、90年と3度優勝。クラブW杯となった05年以降、2年連続で南米勢に優勝を奪われているだけに、欧州勢の意地を見せたいところだ。

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ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)

南米代表

ボカ・ジュニアーズ 1905年創設でブエノスアイレスを本拠地とするアルゼンチンの名門チーム。国内リーグ制覇は23度にも上る。リバープレートとは永遠のライバルで「スーペルクラシコ」と呼ばれる直接対決は大いに盛り上がる。かつてはマラドーナが所属し、01-02シーズンには日本代表FW高原直泰(現フランクフルト)もプレーしていた。

 南米王者を決めるリベルタドーレス杯で6度の優勝経験を持つ。07年リベルタドーレス杯決勝ではブラジル王者のグレミオと対戦し、2戦合計5-0と圧倒的な強さを見せ付けた。パレルモとパラシオの2トップは強力。注目は今年2月にデビューを果たしたMFバネーガだ。19歳ながらボランチの定位置を獲得し、今年のU-20W杯でアルゼンチン代表として大活躍した。

 インターコンチネンタル杯、トヨタ杯では77、00、03年と3度タイトルを獲得。大方の予想を覆し、00年にはRマドリード(スペイン)、03年にはACミラン(イタリア)を破ってタイトルを取っているだけに、今回も侮れない。

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CFパチューカ(メキシコ)

北中米カリブ海代表

CFパチュカ メキシコサッカー発祥の地であるパチューカを本拠とする1901年創設の同国最古のクラブ。05年にはFW福田健二(現スペイン2部ラスパルマス)も所属していた。コロンビア代表GKカレロ、FWチティバ、メキシコ代表FWカチョ、MFコレアらを擁し、06年にはコパ・スダメリカーナ優勝、今年は02年以来2度目の北中米カリブ海王者に輝き、クラブW杯初出場を決めた。4月に行われた北中米カリブ海チャンピオンズ杯決勝では同じメキシコのCDグアダラハラと対戦。1、2戦とも引き分けとなり、PK戦7-6で決着するという大熱戦を演じた。北中米カリブ海代表はクラブW杯で、05年3位、06年4位といずれも準決勝で敗れているだけに今回こそという気持ちは強いはずだ。

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ワイタケレ(ニュージーランド)

オセアニア代表

ワイタケレ 04年にセミプロリーグのNZFC(New Zealand Football Championship)が発足したのを機に、西オークランドにあった12クラブを統合して設立された新しいチーム。歴史は浅いが、昨年のオークランドに続き、2年連続でニュージーランドのチームがオセアニア王者となるなどリーグ全体が急成長を遂げている。

 4月に行われたフィジー諸島王者バとのオセアニア大陸選手権では、1戦目を1-2で落としたが、2戦目は1-0で勝利。アウエーゴール規定により、初優勝が決定した。2戦目は後半2人の退場者を出し、9人での戦いを強いられたが、37歳のベテランGKウッティングがスーパーセーブを連発し、チームを世界に導いた。

 今大会は開幕戦に登場する。

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エトワール・サヘル(チュニジア)

アフリカ代表

エトワール・サヘル 創設は1925年。チュニジアのサヘル地方、スースを本拠地とするクラブ。国内リーグ優勝は通算9度。

 11月に行われたアフリカチャンピオンズリーグ(CL)決勝では5度のアフリカ王者経験を持つエジプトの強豪、アルアハリを2戦合計3-1で下して、悲願のアフリカ初制覇を成し遂げた。1戦目は0-0に終わったが、2戦目は前半ロスタイムにガルビが先制。後半5分に追いつかれたが、同16分に相手が1人退場となると、一方的に主導権を握り、後半ロスタイムに2得点を挙げ、試合を決めた。クラブW杯に一昨年、昨年と連続出場を果たし、昨年は3位にもなったアルアハリを下してのアフリカ王者は価値あるものだ。大金星を挙げた勢いのまま、日本にも乗り込んできそうだ。

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セパハン(イラン)

アジアチャンピオンズリーグ準優勝

セパハン 1967年創設。標高1650メートルのイスファハンが本拠地だ。首都テヘランを本拠とするクラブが力を持つ中、02-03年にリーグ初制覇。04、06、07年にはハズフィ杯を制するなど近年メキメキと力をつけている。

 04、05年に続く3度目の出場となった今年のアジアCLでは、決勝で浦和に敗れたものの、日本以外の最上位という規定から決勝戦に進出した時点でクラブW杯出場権は獲得していた。

 クロアチア人のボナチッチ監督は徹底的に守備を強化し、世界で戦えるチームに成長させた。守護神モハマディは抜群のコーチングでチームを統率。FWカリミも1トップで体を張る。今季レギュラーに定着し、中盤で活躍する17歳のエフサン・ハジサフィのプレーにも注目だ。

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浦和レッズ(日本)

アジア代表

浦和 1950年に中日本重工業サッカー部として創設。その後三菱重工サッカー部を経て、Jリーグ発足に伴い、埼玉県浦和市(現さいたま市)を本拠とする浦和レッドダイヤモンズ(法人名は三菱自動車フットボールクラブ)となった。

 Jリーグ開幕当初は3季連続最下位となるなど低迷、00年にはJ2も経験し、苦しい時代もあったが、熱狂的なサポーターがチームを支え、スタジアムはいつも満員。豊富な入場料収入やグッズ収入をチームの強化費にあてて、積極的に補強を繰り返し、03年にはナビスコ杯、04年には第2ステージ優勝、06年にはリーグ年間優勝、05、06年には天皇杯も制するJ最強クラブに成長した。DF闘莉王、坪井、阿部、MF鈴木、山田、FW田中達ら、多くの日本代表も輩出している。

 今年のアジアCL決勝ではセパハン(イラン)を下し、アジアの頂点に立って日本勢初となるクラブW杯出場を決めた。



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