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世界陸上2007


注目選手紹介

国内男子

室伏広治の写真

ハンマー投げ 室伏広治(32=ミズノ)

 2004年アテネ五輪で金メダルを獲得した日本が世界に誇る鉄人。五輪、世界選手権を通じて投てき競技での優勝は日本人初の快挙だった。

 小学生時代に元祖鉄人の父重信氏(アジア大会5連覇)の指導を受け、千葉・成田高入学後に本格的に競技を開始。偉大な父の存在に悩んだ時期もあったが、高校総体を連覇して中京大に進学。2年生の1994年から日本人選手には1度も負けていない。1998年には父の日本記録を更新し、2000年には80メートル台に記録を伸ばした。シドニー五輪は滑りやすいサークルに戸惑って9位に沈んだが、2001年世界陸上エドモントン大会で2位に入って世界のトップ選手の地位を確立した。

 ストイックに競技に取り組み、格闘技など他競技のトレーニング法も積極的に導入しながら世界一の高速ターンを確立。2006年はW杯など国際大会で8戦全勝と無敵の強さを維持している。大阪でも優勝候補最右翼。

プロフィル
 室伏広治(むろふし・こうじ)。
 1974年(昭和49年)10月8日、静岡県生まれ。10歳の時、子供用のハンマーで遊んでいた時に父重信氏から3日間だけ指導を受ける。千葉・成田高1年で4回転ターンを身につけ、2年の秋に16ポンド(約7・25キロ)のハンマーで61メートル76をマーク。当時の体重は75キロで、飛距離と体重のギャップが世界に衝撃を与えた。日本選手権は13連覇中。世界選手権は今回が6回目の出場。187センチ、89キロ。ミズノ所属。
自己ベスト
  • 84メートル86(2003年6月29日・プラハ国際GP2)=アジア・日本記録、世界歴代5位
主な戦績
  • 2000年 シドニー五輪9位(76メートル60)
  • 2001年 世界陸上エドモントン大会2位(82メートル92)
  • 2003年 世界陸上パリ大会3位(80メートル12)
  • 2004年 アテネ五輪優勝(82メートル91)


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