<自転車:ツール・ド・フランス>◇第4S◇172・5キロ◇ロリアン〜ミュール・ド・ブルターニュ◇5日

 カデル・エバンス(34、オーストラリア=BMCレーシング)が、3級山岳への上りゴールでアルベルト・コンタドール(28、スペイン=サクソバンク・サンガード)とデッドヒートを演じ、最後は写真判定で下した。

 ゴールへ向かう短いが厳しい上りで、エバンス、コンタドール、フランク・シュレク(ルクセンブルク=レパード・トレック)、アレクサンドレ・ビノクロフ(カザフスタン=アスタナ)、トル・フースホフト(ノルウェー=ガーミン・サーベロ)、フィリップ・ジルベール(ベルギー=オメガファーマ・ロット)ら10人の勝負となり、残り200メートルでエバンスが仕掛けると、反応したコンタドールがピタリとマーク。フィニッシュライン直前でコンタドールがアタックし、エバンスと並んで入線した。コンタドールが手を挙げ逆転したかに思われたが、写真判定の結果、エバンスがタイヤ1/3先着する僅差の決着となった。3位はビノクロフで、優勝が期待されたジルベールは5位。F・シュレクは7位だった。

 エバンスは「全力を尽くした結果、今日のステージが取れた。チームメートの働きですばらしいステージになった」と笑顔で語った。

 総合では、トップとタイム差なしの6位でゴールしたフースホフトがマイヨジョーヌ(総合1位)をキープ。エバンスは総合でも2位に浮上した。