女子プロゴルフの元賞金女王・古閑美保(34=フリー)と男子プロゴルファー小平智(27=Admiral)が結婚した。13日、2人連名で報道各社にFAXを入れ、発表した。婚姻届を提出したのは3月4日。名前にちなみ「34(ミホ)の日」を考慮したようだ。

 FAXの内容は次の通り(原文まま)。

 ご報告

 日頃より皆さまには大変お世話になっております。この度、プロゴルファー小平智と古閑美保は、2017年3月4日に入籍した事をご報告させて頂きます。

 ゴルフというスポーツを通して出会い、一昨年の春から真剣にお付き合いを始め、昨年から結婚を意識するようになりこの度、入籍する事となりました。

 今後は二人で少しでもゴルフ界に恩返ししていくと共に、ゴルフというスポーツの素晴らしさを伝えていきたいと思います。

 これからも二人で仲良く力を合わせ、明るい家庭を築いていきます。まだまだ未熟な二人ではありますが、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 小平智

 古閑美保

 2人は15年春に知人を介して知り合い、すぐ交際に発展した。女性の古閑が「7歳上」ということもあり、注目を集めたが、ともに恋人関係であることを堂々と認め、都内で半同居生活を送っていた。

 古閑は08年に賞金女王になるなどツアー通算12勝を挙げトッププロとして活躍した。手首の故障の影響や、かねて「30歳までに引退」と公言してきた自分の希望にそう形で、11年シーズンを最後に29歳で電撃的にトーナメント活動から撤退。その後はトーナメントのリポーターなどゴルフ業界の仕事を中心に、タレントとしても活躍している。

 小平はゴルフの名門・日大を2年で中退し、10年にプロ転向。13年に国内メジャーの日本ツアー選手権で初優勝、15年には国内最高峰競技の日本オープンに優勝するなどツアー通算4勝を挙げ、米ツアー進出も見据えている。