このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > スポーツ > ゴルフ > ニュース



遼クン初の2週連続予選突破/男子ゴルフ

15番ホール、カラーからのショットがわずかに外れ、悔しがる石川
15番ホール、カラーからのショットがわずかに外れ、悔しがる石川

<男子ゴルフ:ダンロップフェニックス>◇2日目◇16日◇宮崎・フェニックスCC(6919ヤード、パー70)◇賞金総額2億円(優勝4000万円)

 石川遼(16=杉並学院1年)が、通算イーブンパーの30位で、自身初の2週連続予選通過を果たした。安定感を増したドライバーショットで確実にフェアウエーをキープして、3バーディー、1ボギーの68をマークした。日本ツアー屈指の難コースでのアンダーパーラウンドを「95点」と自己採点。決勝ラウンドでの上位進出を誓った。石川の目標のイアン・ポールター(31)と昨年優勝のパドレイグ・ハリントン(36)が、通算7アンダーで首位に並んだ。

 最終18番、手前2・5メートルからのバーディーパットを沈めると遼クンは目を見開いて「よし!」とつぶやいた。2週間前、一般営業時の初ラウンドは9オーバーだったコースで2アンダー。「今日は95点。満足すぎます。パープレーなら最高だと思っていたのに」。夢見心地で話した。

 ドライバーショットの改善が、前日59位からの急浮上につながった。父勝美氏(50)の連日の指導で「肩が手をリードする」理想的なダウンスイングが実現した。この日のフェアウエーキープ率は、ツアー自己最高の78・57%(全体6位)。危なげないプレーで成長ぶりを証明した。

 この日も「プロ」の技を見せた。グリーン左の深いバンカーの縁にボールが止まった8番。通常のスタンスが取れないと見るや右足を砂の上、左足は1メートルも上のラフに置いて構える。ボールとの距離が近いためSWのシャフトの中央を握って打ち、7メートルから1メートルに寄せてパーにしのいだ。「練習したことないことにチャレンジできるゴルフは楽しい。でも、思いのほか、拍手が少なかったですね」と笑った。予選突破は予定通り。勢いに乗った遼クンが、さらなる上位をうかがう。【大石健司】

[2007年11月17日9時20分 紙面から]

  • エヌスクへ
関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー

「遼クン初の2週連続予選突破/男子ゴルフ」に関する日記

  1. エヌスクユーザーなら、自分の日記をこのページに  できます。
  2. まだエヌスクに登録していない方は こちらで新規登録 ができます。


このページの先頭へ