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藍が遼クン見習いプロ意識を発揮
- 遼クンのサービス精神を見習い、3年目の米ツアーでの活躍を笑顔で誓う宮里藍
米ツアー2年目のシーズンを終えた宮里藍(22=サントリー)が20日、石川遼(16)を絶賛した。この日、契約メーカーのCM撮影を横浜市内のスタジオで行い、12日の帰国以来初めて公の場に登場し、終盤に低迷した今季を総括した。自ら6歳下の遼クンの話題に触れ「石川君が『記者会見は、悪い時でも自分のプレーをフィードバックできるからうれしい』とコメントしているのを知り『この子はすごい』と思いました」。アマの遼クンの「プロ意識」を見習ってか「私はつらくて話したくない時もあったけど、皆さんいつもお付き合いしてくれてありがとうございます」と報道陣に頭を下げた。
今季は78万8477ドル(約8700万円)を稼ぎ、賞金ランクは昨年の22位から17位へと上昇。しかし、8月以降、極度の不振に苦しんだ。「焦りにけがも重なり、自分でも何が悪いのか分からないうちにパニックになっていました」と振り返る。最終戦から1カ月が経過し「今は、心と体のバランスが戻ったと思う。ファンの声援もありがたかったし、来年は日程と気持ちにゆとりができれば、日本の試合に戻れたらいいですね」と笑った。
[2007年12月21日8時49分 紙面から]
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