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桃子屈辱31打差の57位/米女子ゴルフ

最終ラウンド終了後、健闘をたたえ合う宮里(右)と上田(共同)
最終ラウンド終了後、健闘をたたえ合う宮里(右)と上田(共同)

<米女子ゴルフ:HSBC女子選手権>◇最終日◇2日◇シンガポール・タナ・メラCC(6547ヤード、パー72)◇賞金総額200万ドル(約2億1000万円)優勝賞金30万ドル(3150万円)

 【シンガポール=佐藤智徳】上田桃子(21=ソニー)が80の大たたきをしてしまった。4番パー4をトリプルボギーにするなど通算11オーバーで57位に沈んだ。腰痛に見舞われた上、豪雨による3度の中断などでリズムを崩した。今週は国内開幕戦ダイキンオーキッド(7~9日、沖縄)に出場し、立て直しを図る。宮里藍(22)は71で回り通算1オーバーで18位、古閑美保(25)は34位、飯島茜(24)は44位。初日から首位のロレーナ・オチョア(メキシコ)が通算20アンダーに伸ばし、2位に11打差をつけてツアー18勝目を挙げた。

 上田が帰国前に「屈辱」を味わった。米ツアーで初めて一緒に回った宮里の前で見せ場をつくるどころか、大乱調。優勝のオチョアに31打差の57位に「トップとこんなに離れてショック。後半は試合でスイングのチェックをしていたようなもの」と疲労困憊(こんぱい)の様子だった。

 80の大たたきは国内ツアーの06年アコーディア最終日以来。前日から訴えている腰痛の影響でショットが曲がり、トラブルが重なった。4番ミドルでは第2打をグリーン右のバンカーに入れて、1発で出せずトリプルボギー。さらに7番ミドルで豪雨に見舞われて約1時間の中断後、10番からは3連続ボギーをたたいた。5年前の日本ジュニア以来の同組だった宮里と歩きながら談笑する場面もあったが、食い下がることはできなかった。「藍ちゃんは落ち着いているし、ショットも正確だった」と自分との違いを痛感した。

 初戦のSBSオープン(ハワイ)では、いきなり最終日最終組でソレンスタムと優勝争いして5位。そして今回は大乱調とまさに天国から地獄。移動による疲労、悪条件でのプレーなど、米ツアーの厳しさをたっぷりと思い知らされた。「自分もしっかりして、日本勢として盛り上げないと」と自覚した。今日3日にシンガポールを出発し、国内開幕戦の沖縄に乗り込む。体調とスイングを戻し、昨季賞金女王の面目を保たなければならない。米ツアーには、27日開幕のセーフウェイから復帰。今回の帰国で仕切り直しする。

[2008年3月3日9時23分 紙面から]

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