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東海大2枚看板でが悲願の箱根駅伝V

 東海大は悲願の初Vへ伊達秀晃(4年)佐藤悠基(3年)の2枚看板で対抗。日体大、東洋大も充実の戦力で食い下がる。

 東海大 伊達、佐藤の2枚看板がそろう最後のチャンスに、悲願の総合Vを懸ける。2年連続区間新記録(3、1区)の佐藤は、ひと皮むけた。ライバルの竹沢(早大3年)が昨夏の大阪世界選手権の舞台に立ったのに対し、空回りして出場切符を得られなかった。例年の海外遠征もなく、チームメートと必至に走り込んで出直しを図った。

 駅伝シーズンに入って復調し、1万メートルでは日本学生歴代4位の27分51秒65を記録。チームを引っ張る自覚も芽生えて「伊達さんら4年に、勝ってもらいたい。そのために自分も力を出し切る」。史上3人目となる1年からの3連続区間新記録は、あくまで初Vのために狙う。区間エントリーでは補欠に入り、本番での区間配置が他校から注目されている。3度目のエース区間2区に臨む伊達とそろって快走すれば、打倒駒大の道が開ける。

[2008年1月1日9時51分 紙面から]

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