卓球女子でリオデジャネイロ五輪代表候補の福原愛(27=ANA)が19日、ワールドツアー・ポーランドオープン出場のため、羽田空港から出発し、16日に「咳喘息(せきぜんそく)」と診断されていたことを明かした。14日まで香港で行われたリオ五輪アジア予選では、試合中にもせき込むこともあって2回戦敗退。15日に帰国してからは母千代さん宅で完全休養した。今遠征には治療用の吸入器や、保湿できるマスクなどを持参。「せきはだいぶ治まりました。ただ30%くらいは、ぜんそくになってしまう聞いたので、ケアしないと。プレーには影響ないと思います。五輪予選ではいい試合ができなくて(五輪での団体戦シード順を決める)チームランキングに貢献できなかったので、今回は貢献したい」。18日には練習を再開している。

 取材前には、空港内で植物を発見。「タイワンモミジ」の植木の名前を「タイワンモ…、あっ。こっちにしましょうか…」と取材場所を移動した。交際中の台湾人卓球選手、江宏傑(27)を連想してしまったのか「カタカナってあんまりスッて入ってこないから読んじゃった」と苦笑いしていた。