ダグル・シグルドソン新監督率いるハンドボール男子日本代表が2日、東京都内で合宿を公開した。リオデジャネイロ五輪でドイツを銅メダルに導いた指揮官にとって就任後初の合宿で「守備、攻撃のシステムが彼らにどうフィットするかを見つけなければならない」と話した。

 今回は監督の出身国アイスランドから5人の選手を招待。日本リーグ・プレーオフ最高殊勲選手賞のGK木村昌丈(大崎電気)は「欧州選手とどう戦うかが課題だった。望んでいた」と貴重な機会を歓迎した。

 得点力が強みの徳田新之介(筑波大)と197センチの玉川裕康(国士舘大)の大学生も招集。徳田は「参加できてうれしい。代表に選ばれ続けるのが東京(五輪)に向けては大事」とやる気をみなぎらせた。