関西学生アメリカンフットボール連盟は13日、神戸市内で記者会見し、同連盟主管の東西大学王座決定戦「甲子園ボウル」を、ことしから全国8連盟の代表校によるトーナメント大会に変更すると発表した。

 日程や組み合わせ方法などの詳細を今後協議し、3月下旬の日本学生協会の理事会で正式に決定する。

 大会は東地区(北海道、東北、関東)と西地区(北陸、東海、関西、中四国、九州)でトーナメントを行い、両地区の代表校が12月13日に甲子園球場で行われる決勝戦の「甲子園ボウル」で対戦する。2010年まで2年間実施した上で運営方法を見直す方針。関西学生連盟の平井英嗣理事長は「全国の各連盟から強い要請があった。全国に(門戸を)開くことによって一歩前進するならいい」と話した。

 これまでの「甲子園ボウル」は関西、関東両リーグの覇者による王座決定戦で、他リーグの大学は参加することができなかったが、今回の変更で「大学日本一」を決定する大会となる。