レスリングの2020年五輪除外問題を受け、インターネット上で13日までに存続を求める署名活動が始まった。米企業が運営する署名サイト「Change・org(チェンジ・ドット・オーグ)」では、世界各国で国際オリンピック委員会(IOC)にレスリングの実施を求める署名や、賛同を呼び掛ける書き込みが広がっている。

 同サイトの日本語版には、日本の呼び掛け人が「日本選手の活躍に喜んだファンとして、そのような機会が減ることは何としても避けたい」と書き込んだ。共感する人は氏名などを入力し「賛同」ボタンをクリックすれば、賛同者に加われる。

 チェンジ・ドット・オーグの日本の運営関係者によると、サイトでは社会問題など多様なテーマで署名活動が行われ、誰でも呼び掛け人や賛同者になれるという。

 英紙ガーディアン(電子版)は「米国の多くの選手やファンが、IOCの決定に抗議するためにチェンジ・ドット・オーグを利用した」と紹介している。

 日本語版のアドレスはhttp://www.change.org/ja