愛知・豊田市の中京大キャンパス内に建設中の同大アイスアリーナ・サブリンクの愛称に「美姫&真央」が浮上していることが8日、分かった。同リンクは今月末にも完成し、同大体育学部3年の安藤美姫(21=トヨタ自動車)と、今春進学予定の浅田真央(18=中京大中京高)の新たな拠点となる。10年バンクーバー五輪の金メダリストは「美姫&真央」から誕生することになるかもしれない。

 同大が建設しているのは07年5月に完成したメーンリンクに隣接するサブリンクで、今月末にも完成する。複数の同大関係者によると「経営陣の間でも『美姫&真央』を愛称にしたいという意見が多い」といい、愛称の有力候補に「美姫&真央」が浮上しているという。50年以上の歴史がある同大ではこれまで個人名が付いた施設はないという。関係者は「美姫&真央」の愛称について「2人とも世界女王なので同格。先輩の安藤の名前が先にきている」と説明した。

 2人はこの日、名古屋ガイシプラザで行われた「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」で新年の初滑りを披露し、地元のファンらを楽しませた。