体操男子で世界選手権個人総合2連覇の内村航平(22=日体大)が大人の仲間入りだ。コナミは5日、都内で会見を開き、内村と山室光史(21)の3月卒業後入社を発表した。内村は「社会人になって、もう少し考え方を大人にしたい。ガキっぽいのは卒業」と大人宣言だ。
4月には初任給が出る。金銭欲がないので、自分が欲しいものはない。しかし、母周子さんの誕生日が近いため「いつもは冷たくしてかわいそうなので、何かをしてあげようとひそかに画策している」と、社会人としての姿を見せるつもりだ。
当初、慣れ親しんだ日体大の大学院に残り、競技生活を続ける案もあった。しかし「学生とやるというのは、もういいかなと思った」と、より高いレベルでの練習環境を望んだ。昨年の世界選手権代表6人のうち、3人がコナミの所属。同社も、体育館に体のケアをできるジェットバスを新設。新品の器具を用意し迎え入れる。
東洋高からの同級生で、「ただ1人、僕が尊敬する選手」という山室が一緒だというのも大きい。「一緒だと、お互いに競技力が向上する」。親友でもありライバルでもある存在が、この先も共に歩むことで「世界選手権、五輪でも金メダルを目指したい」と、社会人での世界の頂点を誓った。【吉松忠弘】


