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渋井スピード勝負で野口に挑む

 スピード対決を挑む渋井陽子(28=三井住友海上)も、同僚土佐礼子に続く五輪内定へ気合を入れた。

 渋井が初心に戻った。会見当初は隣の野口を意識してか、ぶ然とした「(沢尻)エリカ様」状態だったが次第に緊張もほぐれた。過去のベストレースは「01年の大阪(当時初マラソン世界最高2時間23分11秒)が、すごくワクワクしてよかった。今はあれに近づいている」と元気良く話した。

 北京五輪の切符を懸けて、自ら野口への挑戦を選んだ。40キロ走では4年前の自己ベストを約2分縮める2時間21分13秒を記録。過去の五輪、世界選手権の選考レースで後半、失速し代表権を逃してきたが「またやっちゃわないように頑張ります」と報道陣を笑わせるほど、調子はよさそうだ。野口とはともに先行型。鈴木監督は「今回は胸を借りる立場。ハイペースの方がいい。昨年の土佐の5キロが16分30秒の入りだから、16分20秒でも問題なし。2時間20分ぐらいのゴールでもおかしくない」とスピード勝負を予告した。

 昨年の大会で高橋に勝った土佐が、心の支えだ。大阪世界選手権銅メダルで五輪の内定を得た同僚の走りを見て「泣けた」とメールを送ると、「次はシブの番よ」と返ってきたという。パン好きの土佐と都内有名店を食べ歩き、さらに渋井は米店経営の親類のおかげで「穀物マニアです」と自慢する。来夏の北京でそろって天安門広場のスタート地点に立ち、レース後メダルを並べておいしい食事をするのが2人の夢だ。【佐藤智徳】

[2007年11月17日9時19分 紙面から]

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