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北島シーズン開幕戦圧勝/競泳

北島(右)は予選終了後、平井コーチのアドバイスに耳を傾けた
北島(右)は予選終了後、平井コーチのアドバイスに耳を傾けた

<競泳:東京スイミングセンター記録会>◇22日◇東京スイミングセンター

 アテネ五輪平泳ぎ2冠の北島康介(25=日本コカ・コーラ)が、北京五輪シーズンの開幕戦を貫録勝ちした。男子100メートル平泳ぎ決勝を1分1秒65で優勝。自身同様、2大会連続の五輪金メダルを狙う野口みずきの、18日の東京国際女子マラソンでの快走に触発され、奮起した。目標の1分0秒台にこそ届かなかったが、練習での順調ぶりから、今日23日の50メートル、明日24日の200メートルでの巻き返しを誓った。

 スタートから飛び出した北島が、最後は体一つリードしてゴールした。2位に1秒19差をつける当然の圧勝。来夏の北京五輪に向けて設定した、目標タイムには届かなかったが「調子は悪くない。これからは持っている力を試合で出し切れるようにしたい」と焦りはない。故障続きで水泳に集中できなかった前回五輪前とは違った。

 精神面の充実ぶりには野口の影響もあった。五輪女王として重圧のかかる中、東京国際女子マラソンを大会新記録で制し、五輪切符を確実にした。勝負強さ、どん欲な姿勢に、同じ立場の自身を重ね合わせた。「金メダルを取りにいく選手の活躍は、僕にとっても刺激になる」。この日一番真剣な表情で話した。

 競泳陣は来年4月の日本選手権まで五輪出場権は決まらない。野口同様に一発回答が求められるだけに「体調もメンタルもすきをみせられない」と再び表情を引き締めた。【高田文太】

[2007年11月23日9時18分 紙面から]

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