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春口前監督「ラグビー裏切った」と涙

病院での辞任会見で目頭を押さえる前関東学院大ラグビー部監督の春口広氏
病院での辞任会見で目頭を押さえる前関東学院大ラグビー部監督の春口広氏

 部員の起こした大麻事件で引責辞任した関東学院大ラグビー部の春口広前監督(58)が5日、入院先の横浜市内の病院で会見した。2日夜、狭心症と事件からくる心労で入院。この日は主治医に伴われて憔悴(しょうすい)しきった表情で現れ「最も好きなラグビーを裏切ったことは間違いない。ですから、辞めます」と、頭を下げた。

 11月上旬に部員2人が逮捕された時点で、3カ月間の指導自粛、部も3カ月間の対外試合自粛を決めた。前監督は「あの時の決断は甘かった。辞任していれば混乱はなかった」と悔やんだ。部員全員を調査して関与なしとしていたが、新たに12人の吸引が発覚。「言い出せない気持ちは分からないでもない」と学生を思いやりながらも「ショックです」と言うと、あふれそうな涙を手でぬぐった。

 大学側のラグビー部への処分は来年3月までの活動自粛。「甘い」という声もあるが、同氏は「大学側はいろいろと考えてくださった。本当に申し訳なく思っています」と話した。「私が全責任を負わなければ」とも言った。「本当に部ぐるみなのか、みんなでやっていたのか、なぜ発見できなかったのか、それを探していきます」と言葉を絞り出した。会見は約30分間、主治医のドクターストップで打ち切られた。

[2007年12月6日8時38分 紙面から]

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