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逆風の中、八角部屋に新弟子9人

- 右から八角部屋の五十嵐、野原、佐久間、南部、八角親方、角丸、中山、篠原
大相撲春場所(3月9日初日、大阪府立体育会館)に向け、八角部屋に9人の新弟子が入門することが18日、分かった。同部屋では八角親方(44=元横綱北勝海)が部屋を創設した直後の94年春場所の8人を超える最多だ。3月1日の大阪での新弟子検査を受検し、春場所初日に合格発表される。
時津風部屋の力士傷害致死容疑事件が、立件される方針が分かった昨年9月末以降、他の部屋では新弟子の入門辞退が続出したが、八角親方は自ら全国を回ってスカウト活動に力を入れた。「1年で北海道に15回も行ったよ」。昨年は40回以上も地方に出向いた。
親からは「事件」のことを必ず聞かれた。そのたびに指導への熱意を訴えた。今回入門する篠原の父司さんには「私には人間関係(のトラブル)で挫折させるのはいやだというポリシーがある」と熱く説得した。新弟子の南部は「不安はあったが、親方に『今後の人生、一緒に歩もう』と言われ、やってみたいと思った」と話す。逆風の中、親方の地道なスカウト活動が、大相撲のイメージ回復にもつながっている。【来田岳彦】
[2008年2月19日9時4分 紙面から]
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