スポーツ法政 on the WEB

HOME記事一覧速報掲示板広告主募集定期購読スポ法とは
ホームサッカーホーム03'リーグ戦 第8〜10節

東農大戦 連勝で2位キープ

第77回関東大学サッカー2部リーグ 第10節
法政大学 VS 東京農業大学

2003.9/28 12:00 八王子市上柚木公園陸上競技場 晴


2
法政大学
2 前半 0 0
東京農業大学
0 後半 1

 
【得点者】

18分【法政大】長山一也
35分【法政大】常磐亮介
89分【東農大】平 憲人(アシスト 大多和卓)

         
法政大学 東京農業大学
12 GK  為田聡史 1 GK  西形尚城
2 DF  稲垣貴之 3 DF  澤村憲司
4 DF  橋元圭一郎 17 DF  太田浩二
5 DF  姜 成浜 28 DF  成岡律之
24 DF  谷田悠介 30 DF  藤澤紘平
6 MF  秋本倫孝 2 MF  此本大輔
10 MF  長山一也 11 MF  斉藤紀由
15 MF  津島公人→小助川(88分) 20 MF  石川高大→廣田(70分)
29 MF  常盤亮介 27 MF  高橋延仁→竹内(70分)
18 FW  蔭地弘貴→林(67分) 9 FW  大多和卓
30 FW  井上 平→原(81分) 10 FW  平 憲人
サブ
1 GK  丑澤準一 21 GK  加藤 亮
3 DF  杉本純一 16 DF  浅野真市
7 DF  流田雄一郎 31 DF  小川 亮
22 DF  後藤英介 8 MF  山田将貴
14 FW  原 朋洋 12 MF  竹内紀仁
27 MF  小助川慶太 32 MF  廣田晋作
11 FW  林 聖之 15 FW  深澤宏介
監督
照井博康 高橋武夫

<シュート9本の猛攻>
 前節の国武大戦で後期初勝利を挙げ波に乗っていきたい法大は、現在4位の東農大と対戦した。前日の試合で首位の流経大が勝利し勝ち点を22に伸ばしたため、敗れれば勝ち点の差は5に広がってしまう。なんとしても負けられない試合である。
 法大は立ち上がりから攻撃を続け、18分には流れるような攻撃が相手のハンドを誘いPKのチャンスを得た。そのPKをMF長山がゴール右すみに落ち着いて決め先制。その後も攻撃を続けるが、25分過ぎに良い位置でのFKを何度か与えてしまいやや押される場面を迎えてしまった。しかしDF陣を中心に堅い守りを見せ、ピンチを回避した。そして堅い守りが流れを引き寄せたのか、35分にはMF常盤が左サイドからゴール右すみに放ったシュートがクロスバーに当たりながらもゴールに吸い込まれ、追加点が生まれた。放ったシュートは9本。全体に安定した試合運びで、前半は危なげなく終了した。

<リード守り後期2勝目>
 後半は立ち上がり7分に長山が惜しいヘディングシュートを放ったものの、その後は前半のような攻撃のシーンがなかなか見られなくなってしまった。22分にはやや疲れの見え始めたFW蔭地に代え、FW林を投入。しかし流れを変えるには至らず、逆に30分前後には立て続けにシュートを打たれ攻め込まれてしまう。しかしその場面もGK為田が好セーブを見せ得点を許さなかった。その後法大は37分にFW井上に代えてFW原、43分にはMF津島に代えてMF小助川を投入したものの、大きな得点のチャンスは生まれなかった。終了直前の44分、一瞬のすきから東農大のFW平にゴールを許してしまったが、1点のリードを守りきり後期2勝目を挙げた。
 10節を終了したところで2部リーグは流経大と法大の2チームが頭1つ抜け出した形になった。次節は翌日に試合を行う流経大にプレッシャーをかけるためにも、確実に勝利することが必要になってくるだろう。

コメント

・照井博康監督 「攻撃では、長山が調子を取り戻してきたのがすごく大きい。スムーズになってきた。少ないチャンスを生かしている。守備は、いつも集中力が切れる時間帯が出てしまうが、危なげなく処理できている。(FW荒木が怪我をしているが)井上は元々トップで使う予定だったので、2トップをどうこうという事で焦る事はなかった」
・GK為田聡史 「前半はあまりシュートを打たれる場面もなかったが、後半は体力的に少しきつかった。失点は隙をつかれてしまった。前期けがでチームに貢献できなかった分、後期は頑張っている。(流経大との首位争いについて)最後は1部に行きたいという気持ちが強い方が勝つと思う。伝統校として多くの人たちの期待に応えたい」
・DF谷田悠介 「(今日の感想は)今日は暑かったので最初から皆で声を出していこうと決め手いて前半は法政ペースでいい流れの中、点もとれて善かったと思う。けれど後半20、30分は相手のペースで自分たちにミスが多かった。失点もミスのせいで防ごうと思えば防げる失点だっただこにもっと声を出す必要がある。(FKは)まだまだですね。もっと得点に絡めるようになりたいです」
・MF長山一也 「先制して勝ててよかったです。(キャプテンとして、個人的に点数をつけると?)今日は勝ったので両方、70点ですね。後半はちょっと前半のようにはいかなくて、疲れとか出たところもあったと思うけれど、そういうのはこれからの課題でもあるけど、今日は勝ったってことが大きいと思います。PKは、やっぱりきっちり決めることを意識してます。今のチームの課題は、先制して、勝つってことです。勝ち点とかは、あまり気にせずに残りの試合を戦っていきたい」
・MF常盤亮介 「前半はそれなりにやれていたし、早い時間に点を取れてリズムに乗れた。追加点もいい時間帯に取れたが、後半は相手の勢いにやられた部分があった。(自身の得点は)練習したとおりにうまくいった。今日は最後の方のペースが悪かったので、そこを修正して次節も勝ちたい」
・FW井上 平 「チームのムードはいい。みんな同じ目標(1部昇格)に向かって練習しているので、やりやすいっていうのはある。流経大だけを特別意識してはいない。とにかくすべての試合勝ちに行く」

第10節終了時 2部順位表
流通経済大 22点
法政大 20点
明治大 16点
東京農業大 12点
青山学院大 12点
東海大 12点
慶應義塾大 8点
国際武道大 8点


国武大戦 今期最多得点で圧勝

第77回関東大学サッカー2部リーグ 第9節
法政大学 VS 国際武道大学
2003.9/21 14:10 古河市立古河サッカー場 雨

4
法政大学
1 前半 0 1
国際武道大学
3 後半 1

 

【得点者】

40分【法政大】蔭地弘貴
52分【法政大】蔭地弘貴
77分【法政大】長山一也
80分【法政大】林 聖之
83分【国武大】田中智則

         
法政大学 国際武道大学
12 GK  為田聡史 21 GK  西川 誠
2 DF  稲垣貴之 2 DF  紺野佑亮
4 DF  橋元圭一郎 3 DF  渡邊直央
5 DF  姜 成浜 8 DF  石川航平
24 DF  谷田悠介 39 DF  石津直哉
6 MF  秋本倫孝→原(89分) 7 MF  田中智則
10 MF  長山一也 13 MF  天願 匠→北川(83分)
15 MF  津島公人→林(78分) 35 MF  一井 卓
29 MF  常盤亮介 18 FW  今井 伸→高安(45分)
18 FW  蔭地弘貴 28 FW  舘野常行→新垣(66分)
30 FW  井上 平→小助川(86分) 29 FW  関本大輔
サブ
1 GK  丑澤準一 30 GK  本間康隆
3 DF  杉本純一 19 DF  一木雄一
7 DF  流田雄一郎 9 MF  高安亮介
22 DF  後藤英介 22 MF  新垣勇太
14 MF  原 朋洋 27 MF  鈴木康友
27 MF  小助川慶太 32 FW  野口侑太
11 FW  林 聖之 34 FW  北川裕崇
監督
照井博康 湯田一弘

<ペースを掴んだ前半戦>
 前日から降り続いた雨が一向にやむ気配を見せない悪コンディションの中、第9節、国武大との試合が行われた。前節の慶大戦で2敗目を喫し首位の座を奪われてしまった法大にとって、連敗は許されない。選手たちの気合が試合開始前の円陣から伝わってきた。
 試合は前半から完全に法大のペース。敵陣でのプレーが続き、次々と攻撃を仕掛けていった。10分には井上がドリブルで持ち込んでシュート、28分には橋元がシュートを放つものの、国武大の守りも堅く、いずれも得点にはならなかった。しかし前半もこのまま終了かと思われた40分、長山の中央からのFKを蔭地がヘディングシュート。ついに先制点が決まった。そしてこの得点が、後半へつながる勢いになった。

<雨の中のゴールラッシュ>
 後半も、立ち上がり早々から長山のパスを受けた常盤がシュートを放つなど順調な滑り出しを見せた法大。12分に蔭地のゴールで追加点を奪うと完全に試合の流れを掴んだ。32分には津島のパスから長山がゴール。続く35分には林が倒され得たPKを、林本人が落ち着いて決め4−0と国武大を突き放した。38分にGKのクリアボールをカットされ国武大の田中にそのままゴールを奪われてしまったものの、4−1で後期初勝利をあげた。完封こそ逃したものの1試合4得点は今期最多。得失点差を+10に伸ばし、他チームを大きく引き離した。しかし順位は首位の流経大が今節も勝利したため依然2位のまま。今節の勝利は前期のような勢いを取り戻し、首位の座に返り咲くための大きなきっかけとなるだろう。

コメント

・照井博康監督 「(前節と比べ)連携はかなり良くなってきている。長山も少しずつ(本来の調子に)戻りつつあるし、これからも勝てるように戦術を工夫していきたい。守備も完璧。この調子でこれからも一戦必勝、トーナメント戦のつもりで戦っていきたい」
・MF長山一也 「今日はすごくいい試合ができたと思う。前回の負けを引きずらずに今日の試合でもう、ふっきれた。試合は、負けることもあるから、前向きにプラスに、残りの試合を戦っていく。(今日の試合にキャプテンとして点数をつけると?)80点ですね。自分自身は、得点もできて70点。コンディションのほうはもう大丈夫です。次節の東農大戦はまた、練習をきちんとして望みたい」
・FW蔭地弘貴 「2得点は嬉しい。一つ一つチームに貢献できて良かった。前回、慶応に負けているので残りの5試合は頑張っていきたい」
・FW井上 平 「今日は雨だったが、グランドはそこまで悪くなく、案外ボールも走っていた。普段通りやろうと思っていたが、イメージ通りにいかず、なかなか点を取ることが出来なかった。個人的には、シュートの数が少なかった。もっとシュートを打たないといけない」


慶大戦 後期リーグ開幕 黒星スタートで首位陥落

第77回関東大学サッカー2部リーグ 第8節
法政大学 VS 慶應義塾大学

2003.9/12 16:00 江戸川区陸上競技場 晴


1
法政大学
0 前半 1 2
慶應義塾大学
1 後半 1

 
【得点者】

14分【慶應大】内山晋輔
63分【法政大】秋本倫孝
89分【慶應大】松井拓未

         
法政大学 慶應義塾大学
12 GK  為田聡史 1 GK  竹中修平
2 DF  稲垣貴之 3 DF  松井拓未
3 DF  杉本純一 4 DF  小口雄介
4 DF  橋元圭一郎 12 DF  蒲生啓樹
5 DF  姜 成浜→原(76分) 13 DF  石川智紀
6 MF  秋本倫孝 8 MF  奥田誉樹
18 MF  蔭地弘貴 9 MF  太田大輔
29 MF  常盤亮介 14 MF  大河健司
9 FW  荒木洋太→林(36分) 20 MF  長田 誠
20 FW  今道秀次→長山(45分) 18 FW  内山晋輔
30 FW  井上 平 23 FW  鈴木滋幸→飛田(61分)
サブ
1 GK  丑澤準一 21 GK  藤原穂高
7 DF  流田雄一郎 19 DF  柳澤 敦
23 DF  鈴木周吾 29 DF  大津昭典
10 MF  長山一也 11 MF  仲小路啓介
14 MF  原 朋洋 16 MF  新家谷幹彦
15 MF  津島公人 11 FW  飛田喜久
11 FW  林 聖之 28 FW  池田寛人
監督
照井博康 中井浩史

<混戦の後期リーグ開幕>
 関東大学サッカーリーグ戦2部リーグの後期の戦いが始まった。法大は前期リーグを首位で折り返したが、2位の流経大との勝点差はわずかに1。前期同様のスタートダッシュに成功し、一気に2位以下を引き離したいところである。初戦の相手は前期リーグ最下位の慶大。しかし法大にとっては前期に苦戦の末に引分けに持ち込んだ相手であり、油断は許されない。そんな初戦のスタメンには常盤や井上といった新鮮な顔ぶれ見られ、荒木、今道、井上のスリートップという新たな布陣が試された。
 試合は立ち上がりからお互いに決定機を作れず、流れがどちらに転ぶか分からない状況が続いた。しかし前半15分。慶大の内山がゴール前の混戦からシュートを放ち先制点を奪われてしまうと、徐々に試合は慶大ペースに。一方の法大はボールを奪われる場面が目立ち、攻めあぐねてしまっていた。相次ぐピンチを切り抜け向かえた33分。常盤がシュートを放ち、それをきっかけに少しづつ流れが法大に傾き始めた。常盤のフリーキック2本など、惜しいチャンスが続いたものの得点を奪うことはできず1点リードされたまま前半が終了した。

<まさかの黒星スタート>
 後半の開始からスタメンを外れていた長山が今道に代わって投入されると、法大の攻撃が機能し始めた。10分にはその長山がシュート。直後には秋本を中心にチャンスが生まれた。そして18分。秋本がフリーキックを直接決め、法大が同点に。後半開始からの良い流れがついに同点弾を導いた。しかしその後なかなか勝ち越し点を奪えないまま、流れは慶大に傾き始めてしまう。そして後半終了直前には決定的なチャンスを何度も作られ、43分、松井に勝ち越し点を奪われてしまった。オフサイドぎりぎりのタイミングで抜け出した松井に完全にフリーでシュートを打たれてしまう形になった。約3分間のロスタイムの間、法大はなんとか引分けに持ち込もうと必死で攻め立てたものの、シュートが枠をとらえる事が出来ず、そのまま試合終了の時を迎えてしまった。
 その後行われた試合で2位の流経大が勝利を挙げ勝ち点を16に伸ばしたため、ついに法大は第2節から守りつづけてきた首位の座から陥落してしまった。しかし、後期の戦いはまだ始まったばかりである。前期に見せた勝負強さと堅実な守備で首位の座を奪い返すことに期待したい。

コメント

・照井博康監督 「(今日の試合については)なんとも言えない試合だった。相手の方が勝ちたいという思いが強かったことはたしか。(3トップの布陣は)まだ試している段階。これからもいろいろと試していくつもり」


[リーグ戦詳細] [Independence League 2003] [Hosei Heroes] [過去の記事]   
HOME記事一覧速報掲示板広告主募集定期購読スポ法とは ▲ページトップへ