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争奪戦か、ラミレスがヤクルト退団
来季の残留交渉が難航していたヤクルトのアレックス・ラミレス外野手(33)の退団が16日、確定した。鈴木正球団社長が「合意を得られなかった。残念ですが、交渉を打ち切る」と明らかにした。
今季で3年契約が終わるラミレスとの独占交渉権は15日が期限だったが、金銭面などの条件で折り合いがつかず、他の新外国人選手獲得に方向転換することになった。契約年数でも球団側は単年契約を提示し、ラミレス側は複数年を要求して平行線をたどったとみられる。
ラミレスは今季、セ・リーグ新記録となる204安打を放ち、打率3割4分3厘、29本塁打、122打点で打点王を獲得。2003年にも本塁打王と打点王の2冠に輝いた実績があり、他球団が獲得に乗り出すとみられる。
[2007年11月16日16時56分]
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