野球

福留、移籍交渉長期化を予告

ナゴヤ球場に到着した福留は記者に囲まれる（撮影・清水貴仁)

　中日からＦＡ宣言した福留孝介外野手（３０）は１５日、交渉の長期化を予告した。前日１４日の交渉解禁日に巨人と交渉を行った福留はこの日、東京から名古屋に戻った。１６日にも大阪で阪神と交渉予定だが、阪神側が１１月中の回答を希望したことに「すべて聞いてから判断したい」と慎重な姿勢を見せた。

　福留は移籍先について「条件と環境。その両方がそろえばベストです」と妥協しない姿勢も示した。メジャー球団からのオファーは「まだ僕のところには届いていない」とし、すべての条件が出そろうのは１２月になりそうだ。

　またこの日、「日米を含めてすべて先生にお任せします」と水戸重之弁護士と正式に代理人契約を結んだことを明かした。今後はメジャー球団のオファーも同弁護士を通して福留に届くという。福留はじっくりと腰を据える構えだ。

［2007年11月16日8時54分　紙面から］

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