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中日、阪神でVに貢献島野育夫氏が死去

 プロ野球の中日や阪神で、名参謀のコーチとして当時の星野仙一監督を支え、両球団の優勝に貢献した島野育夫(しまの・いくお)氏が15日午後9時5分、胃がんのため兵庫県西宮市内の病院で死去した。63歳。栃木県出身。葬儀・告別式は未定。

 1963年に栃木・作新学院高から明電舎を経て中日に入団。68年に南海に移籍し、73年から3年連続でダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞)を獲得。俊足を生かしたプレーでもならし、76年からは阪神で活躍した。プロ通算18年で1466試合に出場。引退後は解説者を経て、中日や阪神のコーチを歴任。今季は総合特命コーチとして主に若手の育成に力を注いでいた。

[2007年12月16日3時13分]

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