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オリックス、イチローが震災の黙とう

震災の犠牲者に黙とうの選手たち。右端はフィリーズ田口(撮影・岡本肇)
震災の犠牲者に黙とうの選手たち。右端はフィリーズ田口(撮影・岡本肇)

 オリックス中村球団本部長以下球団スタッフ、選手、関係者約140人が17日、阪神淡路大震災で亡くなった方の冥福を祈り、大阪市内の球団事務所、スカイマークスタジアム、神戸市西区の合宿所の3箇所で正午に1分間の黙とうを捧げた。被害の大きかった神戸市中心部の方角を向き、合宿所での自主トレを中断して頭を垂れた村松選手会副会長は「当時、灘区の嫁の実家も半壊しました。これからも神戸の人たちに野球で恩返しできれば」としんみり。また合宿所での自主トレ前に黙とうを捧げたことを明かしたマリナーズのイチロー外野手(34)も「この日だけではないけど、毎年変わらない」と哀悼の気持ちを表現した。

[2008年1月17日23時32分]

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