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FA福留にメジャー10球団オファー

会談後の会見で笑顔を見せる福留(中)とアーボン氏(左)。右は水戸弁護士(撮影・清水貴仁)
会談後の会見で笑顔を見せる福留(中)とアーボン氏(左)。右は水戸弁護士(撮影・清水貴仁)

 中日からFA宣言した福留孝介外野手(30)が29日、名古屋市内で米国の代理人と会談し、米大リーグからのオファーの報告を受けた。関係者によるとレッドソックス、カブスを筆頭に10球団がオファーを出しているという。福留は球団名など詳細は明かさず、移籍先もあくまで白紙を強調したが「予想以上に評価してもらっている」とメジャーの評価を喜んだ。オファーがさらに増える可能性もあるという。

 福留は笑みを浮かべて喜びを連発した。「自分に対していい評価をしていただいてうれしい。はるかに予想を上回っていると思います」。名古屋市内のホテルで代理人ジョー・アーボン氏と約2時間会談した。米大リーグからのオファーの数、内容は本人の想像以上だったという。

 代理人のアーボン氏は福留に対する評価についてこう表現した。「メジャーの球団は福留選手を世界で通用するトップクラスの外野手と評価している。(12月上旬の)ウインターミーティング後に獲得に乗り出す球団が増える可能性もある」。福留は球団名、条件など詳細については「答えられません」と明かさなかったが、10球団がオファーを出しているもようだ。

 中でも本気度で他をリードしそうなのはレッドソックス、カブスの2球団だ。カブスは米紙シカゴ・サンタイムズ紙の電子版が今月14日、ピネラ監督が福留を高く評価したと報じ、外野の2選手を放出した。今月10日には「YAHOO!」のスポーツサイトが「カブスが5年総額6000万ドル(約66億円)」を用意していると報じている。世界一レッドソックスも外野が強化ポイントとなっており、資金力からカブスに匹敵する条件を提示することは十分に可能だ。

 レンジャーズ、ドジャースも有力候補とみられる。レンジャーズは外野補強を今オフの目標としている。ドジャースは福留が今年8月、右ヒジ手術をした際、約2カ月滞在したロサンゼルスが本拠地。福留は滞在中に何度もドジャースタジアムを訪れて試合を観戦しており、環境面で不安はない。他にもパドレス、ジャイアンツ、ホワイトソックス、ツインズ、フィリーズ、ブレーブスの計10球団がオファーを出しているとみられる。

 ただ、福留は巨人か米大リーグかの選択についてはあくまで「まだ何も考えていません」と白紙を強調した。今後はウインターミーティング終了後、12月中旬まで米大リーグのオファーを検討する。【鈴木忠平】

[2007年11月30日9時32分 紙面から]

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