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稼頭央アストロズか、地元紙「合意」報道
ロッキーズからFAとなった松井稼頭央内野手(32)のアストロズ移籍が11月30日、濃厚となった。地元紙ヒューストン・クロニクル電子版はこの日、交渉に関わる球団関係者の情報として、「アストロズがカブス、ロッキーズとの争奪戦に勝って、松井とサインするだろう」と報じた。2年総額1000万ドル(約11億円)まで条件を上げて残留を要請したロッキーズ・オダウドGMは、「カズは他球団と契約するだろう」とこの日までに慰留を断念。争奪戦はアストロズとカブスの一騎打ちとなり、ア軍が3年総額1500万ドル(約16億5000万円)を提示し、わずかに条件でカ軍を上回ったという。
米全国局FOXスポーツの電子版もこの日、「まだ(契約は)完了してないが、代理人アーン・テレム氏は交渉先をアストロズだけに絞っている」と、合意間近であると報じた。アストロズは今季、クレイグ・ビジオ内野手(41)が3000本安打を花道に引退。正二塁手探しが急務となっていた。松井と正式契約となれば、ア軍初の日本人メジャーが誕生する。
[2007年12月1日9時5分 紙面から]
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