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薬物使用疑惑でシリングがクレメンス批判

 4度のサイ・ヤング賞と162勝は消すべきだ- レッドソックスのカート・シリング投手(41)が19日、薬物使用歴を告発されたロジャー・クレメンス投手(45=ヤンキースFA)を痛烈批判した。メジャー薬物汚染の実態を報告した「ミッチェル・リポート」に衝撃を覚え、この日ブログを更新。「もし潔白を証明できなければ、(使用疑惑のある)97年以降のサイ・ヤング賞をふさわしい勝者に代え、記録も抹消すべき」と名指しでクレメンスを批判した。

 尊敬する人物の背信行為を許せなかった。「私も彼の一ファンだが、身の潔白を証明できなければ、彼の実績は3度のサイ・ヤング賞と通算192勝までだ」。91年オフ、才能をもてあます若きシリングを説教し、大投手への道を切り開いたのがクレメンス。それだけに同報告書の内容に「これではバリー(ボンズ)と変わらない」と、裏切られたとの思いが強い。

 シリングの要望は、薬物使用に加担したマクネイミー氏との関係が始まったとされる97年以降の記録抹消。サイ・ヤング賞は次点得票者を繰り上げるべきとする。「歴代でも最高の投手と打者が薬物との関連を指摘され、うち1人は起訴された。問題解決に努めるべき」と現状を憂えた。

[2007年12月21日9時15分 紙面から]

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