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FA8年NPB譲らず、選手会は訴訟か

 NPB(日本プロ野球組織)の実行委員会が10日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、選手会対策を講じた。労組日本プロ野球選手会(宮本慎也会長=ヤクルト)が6日の総会で、NPBが示した国内移籍に限りFAを8年に短縮する案を不服とし、見直しがなければ訴訟する強い意志を表明した。NPBは訴訟を避けたいところだが、選手関係副委員長の楽天井上オーナー代行は「裁判は意識しないで、今出せる最善の案をまとめて示したい」と方針を語った。選手会の意思を示す正式文書が届いておらず、この日は具体案まで検討されなかった。来年1月22日の事務折衝までにNPBとしての最終案をまとめていく。

 ただ、FAを7年以下に短縮することはなさそうだ。日本ハム島田取締役連盟担当は「前回示した8年は全会一致なので、そういう考え方ではないか」。井上代行も「各球団とも8年より下げることはないだろう」と見通しを示した。NPBとしては国内8年を動かさず、補償制度や移籍の活性化といった他の部分で妥協点を探していく。ただ、本筋のFA年数を譲らずに選手会を納得させることは難しい。来年3月以降に訴訟問題に発展する可能性は高い。

[2007年12月11日8時46分 紙面から]

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