野球

オリックス、カブ獲得方針変わらず

　オリックスはカブレラ獲得の方針を変えない意向を明かした。中村勝広球団本部長（５８）は１４日、大阪市の球団事務所で「交渉撤退とかは現時点ではない。縁ができたときは（これまでの選手同様）厳重に検査する」と明言した。

　代理人のアラン・ニーロ氏とは電話で連絡を取ったという。同本部長は「本人も『何でこういう（名前が挙がる）ことになるのか分からない』と言っているようだ」と説明。球団は入団前に薬物使用の検査を義務づけており、クリアできなければ契約破棄する方針に変わりはない。また今季在籍したチャド・アレン外野手（３２）について、同本部長は「彼に関しては去年の五輪予選（米代表）で検査済みでしょう。問題ないと思う」と問題視しなかった。また９９年まで在籍したクリス・ドネルス（Ｃ・Ｄ）内野手には「過去にさかのぼると実態が分からない」と話した。

［2007年12月15日9時8分　紙面から］

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