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巨人脇谷が地元花火大会スポンサーに

 地元大分のカップルに、巨人脇谷亮太内野手(26)がロマンチックな“クリスマスプレゼント”を贈る。毎年12月23、24日に行われる花火大会「クリスマスHANABIファンタジア」を主催する別府市に、来季以降の成績に応じ寄付を検討していることが23日、分かった。脇谷は「盗塁1個につき1万円、とかどうでしょう。シーズン中にたくさん貯蓄しますよ」と言う。今季は8盗塁も、来季の目標は正二塁手として全試合出場と盗塁王(今季は31個の中日荒木)獲得。出場試合、安打など成績に応じた寄付を考えている。

 実はこの花火大会は、脇谷個人にとっても絶対になくすことのできない思い出のイベントだった。「嫁との初デートが、この花火大会だったんです」。日本文理大時代の01年。悦子夫人を誘ってクリスマスイブに2人で花火を見た。そして翌02年の元日、脇谷が告白し交際がスタートした。

 主催者側は、脇谷の郷土愛あふれる申し出に大感激だ。関係者は「別府市が1500万円の予算を算段していますが、個人スポンサーは大歓迎です。脇谷さんは大分の有名人。花火に“脇谷玉”と名前をつけるのもいいですね。出会いの場所を、なくすわけにはいきません」。この時期の花火大会は94年にスタート。しかし資金難などの理由で存続の危機に立たされた。クリスマスの花火大会はカップルを中心に大好評で、市民が中心となって街頭募金など涙ぐましい努力を行い、何とか廃止を免れ現在に至る経緯がある。

 22日、花火会場が一望できる別府湾に面したレストランを挙式会場に選び、式の最後に花火を打ち上げた。背景には、2人のそんな思い出があった。関係者の話を伝え聞いた脇谷は「本当ですか。頑張らないといけませんねぇ」と意気込んだ。飛躍が期待される3年目。巨人ででっかい花火を打ち上げて、地元に恩返しする。【宮下敬至】

[2007年12月24日9時27分 紙面から]

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