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井端3番立候補、福留の穴埋めるぞ

ファンにボールを投げる井端(撮影・清水貴仁)
ファンにボールを投げる井端(撮影・清水貴仁)

 中日井端弘和内野手(32)が来季の「3番打者」に立候補した。30日、常滑競艇場で行われたトークショーに岩瀬とともに出席。FAでカブス入りした福留の穴を埋めるべく、強気に言った。

 井端「あのクラスの選手はいないですから、みんなが少しずつ成績を上げるしかない。まあ監督が決めることですけど、自分としては、僕は3番がいいんじゃないかなと思う。監督が決めることですが、できれば(3番を)打ちたい」。

 正確な右打ちの技術を持つだけに、2番のイメージが強い。06年に開幕から3番に座った。14打数3安打と不完全燃焼かつ打線が機能せず、わずか4試合で2番に戻っている。ただ、結果とは裏腹に「1、2番はどうしても自分で細工してしまう。3番は自由に打てますからね。心地いいです」と、いいイメージをつかんでいた。

 新しい試みも計画している。来季はバットをこれまでのグリップエンドが大きいタイ・カッブ型の物から、より飛距離の出る一般的な形の物に変えてみるという。「力がついてきたのか分からないけど、あのバットが振りにくくなってきた」。球界屈指の技術に加え、クリーンアップとしてのパワーも併せ持つ-。3番を打つ準備は着々と進めている。【鈴木忠平】

[2007年12月31日9時43分 紙面から]

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