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楽天が台湾遠征計画、統一と親善試合も

 楽天が、台湾で地元プロチームと親善試合を行う計画があることが14日、明らかになった。日時は2月23日と同24日で、相手は昨年の台湾チャンピオンの統一が有力という。台湾では、02年にオリックス-ダイエー(当時)の公式戦が行われたが、国外に出向いて対戦するのはこの時期では異例。楽天には林恩宇投手(26)、インチェ投手(26)と台湾代表選手がおり、2人にとっては凱旋(がいせん)登板となる。

 楽天がキャンプ期間中、異例の台湾遠征に繰り出す可能性が出てきた。日本の球団では00年に2軍主体の中日が統一と練習試合を行っており、それ以来となる。

 今回の親善試合は、本社の事業と密接にリンクしている。楽天は昨年11月、台湾でのインターネット通販事業に進出すべく、食品・流通大手の統一グループと提携した。三木谷会長が台湾での記者会見に出席しており、今年中に台湾での通販サイトを開設する予定。同社がネット通販で、海外進出するのは初めて。海外事業拡大の第1歩をしるす重要な台湾だけに、試合開催を検討することになったもようだ。

 球団はすでに、選手にパスポートを用意しておくように通達している。選手内でも「僕は台湾で投げてみたいですね。その時期に、知らない相手に投げるのは経験がないことですが、かえって自分の投球に集中できて、いいかもしれません」との声もあがっている。また主力野手は「年末にパスポートの期限を聞かれました。行けることになれば楽しみですね」と話すなど、歓迎する声は多い。ルーキー長谷部康平投手(22=愛知工大)が帯同すれば、昨年12月の北京五輪アジア予選に次ぐ台湾遠征となる。

 ただ、試合の予定される2月23日には沖縄・北谷で中日戦、同24日には名護で日本ハム戦と、練習試合が組まれている。また、久米島にも山崎武ら主力ら残留組がいるため、チームが3つに分かれる必要に迫られる。日程、メンバー構成など、調整すべき問題は残っており、台湾開催はまだ正式決定には至っていない。現段階では野村監督は台湾に帯同する予定で、残る2組の指揮系統などは今後に検討する。

[2008年1月15日9時18分 紙面から]

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