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西武4番候補ブラゼル来日“1号”

シート打撃で本塁打を放つ西武ブラゼル(撮影・下田雄一)
シート打撃で本塁打を放つ西武ブラゼル(撮影・下田雄一)

 カブレラの代役はお任せ! 西武の4番候補クレイグ・ブラゼル内野手(27=ロイヤルズ)が豪快に来日1号を放った。シート打撃で、ルーキー平野の真ん中スライダーを強振。打った瞬間にそれと分かる高い飛球が、右翼席後方のネットに当たった。「この時期の結果は気にしないけど、1発出て気が楽になったよ」とうれしそうに笑った。

 昨季3Aオマハで32本塁打を放った左の大砲は、初めて過ごす日本の生活を楽しんでいる。来日して間もないが、はしの使い方をすでにマスター。先日、イタリア料理店で食事した時には左手にナイフ、右手にはしを持ち、特大スペアリブを食べて周囲を驚かせた。191センチ、95キロの巨体に似合わぬ器用さ。環境が変わっても適応しようという姿勢が強みだ。

 新外国人の1発に、渡辺監督は「変化球の抜けだろうけど、失投を1発で仕留めた」と納得の表情。他の4番候補も黙ってはいない。江藤は右中間二塁打に加え「風がなければ入った」(同監督)という本塁打性の当たりを放てば、視察した後藤オーナーが「スター性の雰囲気が出てきた」と名前を挙げた中島も2安打した。ブラゼルの1発が、激しい4番争いにも火を付けた。【柴田猛夫】

[2008年2月11日9時25分 紙面から]

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