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プロ野球２００８年度契約更改

内海最優秀賞も7800万円保留

最優秀ＪＣＢ・ＭＥＰ賞を受賞した巨人内海はパーティーで乾杯（撮影・中村誠慈）
最優秀ＪＣＢ・ＭＥＰ賞を受賞した巨人内海はパーティーで乾杯（撮影・中村誠慈）

　巨人内海哲也投手（２５）が１１日、都内ホテルで行われた０７年セ・リーグのＪＣＢ・ＭＥＰ賞の表彰式に出席し、最優秀ＭＥＰ賞に選ばれ賞金５００万円を手にした。自己最多の１４勝を挙げて０２年以来のリーグ優勝に貢献したことが評価された。賞金の使い道に「（シーズン中に）結婚したのに婚約指輪を渡していないので、その資金にしたい」と笑顔を見せた。

　しかし、４２００万円増の７８００万円の提示を保留している契約更改交渉に話題が及ぶと「今年は高橋尚さん、木佐貫さんとの３本柱で頑張ったので、僕らにお金を使ってほしい」と表情を曇らせた。５７００万円増の８５００万円で更改した日本ハム武田勝を引き合いに出し「球団ごとに違うと思いますが、あまりに違いすぎる」と不満をもらした。ただ、帰り際には「さっきは熱くなって、言い過ぎちゃいました」と反省し、球団と前向きに話し合う姿勢に変わりはない様子。１９日の次回交渉では独自の資料を持参して希望額に少しでも近づくよう粘るつもりだ。（金額は推定）

［2007年12月12日9時17分　紙面から］

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