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神尾真由子「ジャンルを超えた演奏家に」
チャイコフスキー国際コンクールのバイオリン部門で優勝したバイオリニスト神尾真由子(21)が2日、都内のホテルで凱旋(がいせん)会見を行った。
同部門の日本人優勝者は、90年の諏訪内晶子以来、2人目。同コンクールは4年に1度行われ、若手音楽家の登竜門として知られる。
会見には数十人の報道陣が出席。「自分でもビックリしています。プレッシャーは感じていませんが、たくさんの方の前でしゃべるのはガラではないので緊張しています」と気さくに話し、会場を和ませた。演奏はクラシックだが、ロックを愛聴している。米ロックバンド、ニルバーナのファンで「最近もCDを買ったんですよ」と気取った様子はなかった。
1カ月に及ぶコンクールは、常に演奏順が終盤で、5日待ちも経験するなど、待ち時間の過ごし方に苦労した。気分転換に、同じ先生に師事している少年とゲームセンターに向かった。「夜な夜な『先生には内証だよ』と、ホテルを抜け出してシューティングゲームで遊びました」。
2次予選以降、慣れない環境で「帰りたい」と思っていたが「細かい技術より、10歳からあこがれたチャイコフスキーの曲を、弾けることになったのは喜ばしい」と自分に言い聞かせて本選に臨んだ。「ホテルでお湯が出なかったり、食べ物も限られていて。よく1カ月、生き延びたなと思います」。
将来は編曲にも挑戦し「ジャンルを超えた演奏家になりたい」と抱負を語った。ロックにゲームと、堅苦しいクラシックのイメージを覆す。テノール歌手秋川雅史(39)の活躍で注目されるクラシック界に、新たな星が登場した。
[2007年8月3日8時37分 紙面から]
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