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聖子が24年ぶりに沖縄でコンサート

 歌手松田聖子(45)が24年ぶりに沖縄でコンサートを行うことが5日、分かった。11月20日に宜野湾市のラグナガーデンホテルでディナーショーを開催。聖子が沖縄で歌うのは、83年3月28日、沖縄市営体育館でのコンサート以来になる。

 このコンサートは、当時21歳だった聖子にとって忘れられないものだった。「渚のバルコニー」を歌い始めた時、若い男がステージに上がり、長さ30センチのスチール製金具を振り上げ聖子に殴り掛かった。聖子は一部では「気絶した」と報じられた。会場は騒然。男は駆けつけた沖縄署員によって現行犯逮捕。聖子は車で病院に運ばれたが、頭を打撲した程度で大事には至らなかった。

 この事件以降、聖子の沖縄公演はなくなった。しかし、地元ファンの要望を受けたプロモーターが奔走、24年の月日を経て、今回は聖子側も快諾した。

[2007年9月6日7時33分 紙面から]

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