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アグネス北京で感激、初の人民大会堂公演

「完全にアイドルでしょ?」と照れながらミニスカートで歌うアグネス・チャン
「完全にアイドルでしょ?」と照れながらミニスカートで歌うアグネス・チャン

 【北京10月31日=松田秀彦】歌手アグネス・チャン(52)が引退危機を乗り越え、夢を実現させた。国会議事堂にあたる人民大会堂でチャリティー公演を成功させた。同所でポップス歌手の公演が行われたのは初めて。実施は今春決まったが、3度にわたる開催危機があった。

 昨年末に唾液(だえき)腺にできた腫瘍の摘出手術を受けたが、後遺症による顔面まひが春先まで残り、引退も考えた。幸い回復したが、9月下旬予定の公演が、共産党総会前の改修工事の影響で延期に。9月に入って今度は乳がんが判明。術後の経過が順調で実現にこぎつけたが、大会議場「万人礼堂」の特設ステージに立ったアグネスは「一時はダメかと思った。最高の栄誉。人生最高の舞台です」と目を潤ませた。

 北京公演には強い思い入れがあった。85年に北京で3日間のチャリティー公演を開催。日本における歌手活動でスランプを感じていた時期だった。北京は母の故郷。帰国歌手第1号として温かい歓迎を受けた。「その後の人生の道を決めてくれた」。

 22年ぶりの北京公演は日中国交正常化35周年の特定事業の一環。人気絶頂期に拠点を日本に移し、日本デビューから35年。「日本は私を本当に大事にしてくれたという気持ちが伝わればそれが友好の手助けになる」と意義を感じていた。

[2007年11月1日9時25分 紙面から]

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