高島21年ぶり4強 西村の粘投に監督称賛/滋賀

高島対八日市 完投した高島・西村常投手(撮影・中島万季)

<高校野球滋賀大会:高島6-5八日市>◇23日◇準々決勝◇県立彦根総合運動場球場

 主将でエースの西村常(ときわ)投手(3年)が粘投し、高島が接戦を制して21年ぶりの4強に進出した。

 先制した高島は5回に同点に追いつかれ、6回には4者連続安打で勝ち越しを許した。しかし、直後の7回に連続死球や左前適時打などで4点を奪って逆転に成功し、そのまま逃げ切った。

 西村が9回11安打5失点で完投。二宮良信監督(46)は「接戦になることは予想していたが、みんなよく頑張ってくれた。特に西村が普段からチームをよく引っ張ってくれた」と称賛。21年ぶりの4強には「ただすごいなと思うだけ」と笑顔だった。