履正社連続甲子園へ エース竹田が復活、投打に活躍

近畿4強を決めた履正社ナイン(撮影・堀まどか)

<秋季近畿大会:履正社7-0高田商>◇30日◇準々決勝◇紀三井寺

 履正社(大阪2位)が高田商(奈良2位)に8回コールド勝ちし、夏春連続甲子園出場に大きく前進した。

 初回に暴投で1点を先制し、4回に筒井太成外野手(1年)の犠飛とエース竹田祐(2年)の高校4号2ランで3点を追加。8回裏に竹田の適時打でサヨナラコールド勝ちを決めた。

 竹田は投げても8回2安打無失点と好投。大阪府予選決勝では2回途中5失点で降板し、上宮太子に3-10と完敗した。厳しい言葉でエースの奮起を促した岡田龍生監督(55)は「きょうは竹田のワンマンショーですね」とエースの復活を喜んだ。