神戸国際大付(兵庫1位)が上宮太子(大阪1位)に7回コールド勝ちし、7年ぶりのセンバツ出場に当確ランプをともした。2点を追った3回に主砲の猪田和希捕手(2年)が同点2ラン。6回に1点を勝ち越されたが、その裏に北山凌大外野手(2年)の逆転打など打者15人攻撃で9点を奪い、試合を決めた。

 青木尚龍(よしろう)監督(52)は「チーム全体が固くなっていて。5回終了時にベンチで、二塁の片岡に『何か冗談でも言ってみんなを笑わせろ』と言ったんです。6回に先行されましたが、逆に試合が動いてくれたことでうちも流れを持ってくることができました」と振り返った。